キャリー&キャロライン役は名塚佳織さん。こういう難しい役を安心してお任せできる方ですね。『交響詩編エウレカセブン』のヒロイン・エウレカも人格が変化する役でしたっけ。
ワタシ的には彼女の出演作は『狼と香辛料』『ギャグマンガ日和』あたりをヘビーローテーションで繰り返し見てます。クロエの底意地の悪さなんかは、役者さんとしての技量の高さが伝わるいい役ですね。ニャン美ちゃんの「全裸のクマ吉くんが半笑いで追いかけてきました」とかもたまりません(笑)。
後編の方はさらに難易度の高い芝居を要求してますが、彼女なら難なくこなしてくれてると思います。若いのに役に対して知的なアプローチをなさっている印象を持ちました。
ハッキリと断言はできないんだけど、原作ではおそらくキャリーが皆本の初体験の相手かなあと。ただし、アニメではそんなヒマはなかったみたいね。その後キャロラインともしばらくは関係があったはずだから、そっちかもしれません・・・・まあどっちも体は同じか(笑)。
もっと前、15〜6で向こうの女性と関係を持った可能性もあって、でも真面目な皆本が特に引きずってる様子がない。まわりは年上のおねえさんばっかりだし、事故に近いような短い関係だったのかもですね。しばらくつきあった後、なんとなくお互いなかったことに、みたいな・・・・リアルだ(笑)。
ちなみにワタシの周りの女性によると、コメリカ時代に何もなかったというオプションはないそうです。「だってそんなのキモチ悪いから」 いやワタシも三十手前で薫が初体験とかいう皆本はキモチワルイので賛成ですけど、「ファンタジーとして童貞がいい!」という発想をする女性はいないっぽい。それは単に<女性と関わるスキルのないダメ人間>ということなのね。
フィルムの方は悪くはないものの、作画・演出での見せ場やハッタリがもうちょっと欲しかったような。ワタシとしてもメアリーの「お前のモノはミーのモノ」とか、ところどころにギャグを追加して頑張ったんですけどね(笑)。元カノに再会した皆本が、リミッター解除ケータイを落とすなんていうのは上手い演出でした。再会によってチルドレンから心が離れてしまうという暗示ですね。
冒頭の『宇宙船サジタ●ウス』ネタはワタシのリクエスト。初稿では特撮作品の『スターウルフ』ネタになってたんで、「いやそれはどう考えてもマイナーすぎて誰もわかりませんよ」(笑)。40代限定ネタを30代限定にまで引き下げました。先週の『マク●ス』ネタもワタシでした。中村さんのア●トネタが出るといいなと思ってましたが、グラ●ムみたいにはいきませんでしたね(笑)。